2023年7月12日

タンザニア紀行 4/8 アルーシャ 感動のアフリカ美術


🔶4/8 アルーシャ 感動のアフリカ美術🔶

今日はアルーシャ観光の1日です。

アルーシャは、見所のある観光スポットが沢山あります。タンザニアの旅行のガイド情報になれれば幸いです。
今朝もコケコッコーの鶏の鳴き声で目覚めました。バナナ農園のスタッフが掃除や朝食作りが始まっています。

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タンザニアのバナナ農園にて
(Arusha Banana Farm on 8 April 2023 in Arusha, Tanzania)

食堂入り口もバナナだらけです。
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バナナ農園の可愛いらしい朝食メニューです。
アフリカの主食の一つであるサモサやアフリカンコーヒーが出されました。
壁にはタンザニアらしい絵が貼ってあります。

オムレツ
アフリカカフェ
サモサ
パンケーキ
マーガリン

原色のカップがステキですね!
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朝は、バイクタクシーの男性がすっぽかしたので、仕方なく農村の中をピースポイントまで動画撮影しました。

村の教会
貧しい民家
子供や野良犬達

ジャンボ〜😆
(コンニチワ)

農村を行きかう人たちと明るく挨拶を交わします。

ガタガタ道で撮影のため、お見苦しい動画でゴメンなさいmm

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アルーシャの農村をピースポイントまで歩く
(Going Peace Point  from Banana Farm on 8th April 2023 in Arusha, Tanzania)

アルーシャに着いたら、ノリノリの若いガイド(ミスターJ)に捕まりました。彼はアルーシャの事はなんでも知っていそうでした。
この手のガイドビジネスは、タンザニアでは当たり前のようです。

こうしたガイドは最初は「無料です、無料です」と言いますが実は違います。

タンザニアは庶民の生活の方は、犯罪だらけと言ったら失礼ですが、ぼったくりや、タカリが沢山います。

彼は
「子供がいてぼくに頼る」
「お昼は、アフリカンランチ!!」
なんて、しつこく付いて来るので、ついつい彼をつき合わせてしまいました。

◼️野菜マーケットへ

ベジタブルマーケットにつくと、スパイスが山盛りが何種類もありました。
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タンザニア アルーシャの野菜マーケットで大騒ぎ 
( Arusha vegetables and fruits market in Arusha, Tanzania at 10 April 2023)

マーケットにはマサイ族メディスンのコーナーがありました。何やら調合した粉末を置いています。

「これは胃の薬ですよ」

彼らはアメリカ原住民のネイティブ・アメリカンと良く似ており、スワヒリ語や赤やチェックの民族衣装をまとっています。
暗闇の中のマサイ族の医者は印象的でした。

ミスターJは歩きながら、あちこちの木を指差して「あちこちに果物の木があるよ」と説明しました。
南国の果物が町中に実るなんて!!

◼️マサイ族マーケット

こちらもガイド無しでは観光できないし、許可が無いと動画撮影不可です。
ミスターJのおかげで、撮影が難しい場所で許可を得て、撮ることができました。

キリンやシマウマや象
野生動物の絵画
木彫りの民芸品
動物のお面

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マサイマーケット①
(Maasai Market Curios and Crafts in Arusha, Tanzania at 10 April 2023)

お昼はアフリカ料理のランチ会となりました。

ウガリ(とうもろこしの粉)
羊の肉
鳥の手羽肉
おかず
辛いソース
オレンジジュース

箸は無いから、アフリカンスタイルで手で戴きました。
ミスターJ は、元気いっぱいに、ウガリとおかずの摘み方を教えてくれました。

実はこのお肉、見た目はいまいちですが、大変美味しいのです。

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値段を聞いたらゼロが一つ多い。

奢ると約束したので、ディスカウントと割り勘をして値段を下げてもらいました。

でも、楽しかったからいいでしょう。撮影に協力してくれて、珍しい動画が撮れましたから。
彼とはお別れし、一人でヘリテージセンターに行く事にしました。

◼️アフリカの塗り薬

このあと、登山の日焼けや指輪の皮膚のひび割れが酷いし、慣れないアフリカに疲れてきたのかボロボロになってアルーシャの薬局に行きました。

Delar (ドロール)
アラビア語が書かれていました。

薬局の男性は私に薬を見せて、全部に効くから、といいました。

25000シリング=750円

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後で調べて分かったのですが、このドロールと言う薬は、「プロピオン酸クロベタゾール」と言う強力なステロイド外用薬らしくて、
日本では医師の処方が手に入らす、市販されていません。

右手はここ半年酷いひび割れでしたが、
アフリカに来て、登山をしたあと、指はさらに赤く剥けておりました。

デロールを暫く塗ったら、何日か後に指のひび割れは緩和していました。
効果が強いので、あとで調べたら強力なステロイド外用薬だったのです。

さて、次はバイクタクシーを捕まえ、アルーシャカルチュラルヘリテージ(Arusha Cultural Heritage Centre)です。閉館まで2時間しかありません。

◼️カルチュラル・ヘリテージ
アフリカ美術の宝庫

これを見るためにタンザニアに来たかも知れないです。
感動をお伝えしたくて動画を撮りました。

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庭中にものすごい数の動物のモチーフがあります。
これだけ動物を作り続けるエネルギーは何でしょうか?

迫力があってかっこいいです。
でも非常に悲しくなる所でもあります。

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ティンガティンガと言うタンザニアの絵画が有名ですが、野生動物を生き生きと描いています。

彼らの人生の中に、いつも純粋な動物達がいたのでしょう。

こちらは動画撮影OKです。著作権のある絵画は禁止です。

The Cultural Heritage Centre in Arusha, Tanzania(part 2) on 8th April 2023

ヘリテージセンターのスタッフの英語はよく聞き取れませんでしたが、
これらの大量の動物の彫刻は、ロコと言う低所得者芸術家が作っているとのこと。
隅の方にカンカンと金属をたたく音がする芸術家の工房があります

🔶感動の嵐

一つ隣りの建物は絵画の美術館(アートセンター)で、タンザニアに限らずアフリカ中の膨大な絵画が集まっています。

タンザニアにもしいらしたら、絶対ここはオススメします。(入館料無料)
ここは一日いてじっくり絵画から彫刻から見れたら良かったと思います。

この日は満足して、バイクタクシーとバスでバナナ農園に帰りました。

◼️最後の農園の夜

夜は部屋で寝転がって、紙袋につつんで持ち帰った残ったウガリと肉を食べました。

確かにアフリカのバーベキューは美味しいのです。
それでも食べ物にありつけず、だんだん栄養不足になります。

なぜなら日本のように近くにコンビニがが無いためです。
日本は食糧の調達に全く困らず、いかに恵まれていることでしょうか。

ヘリテージセンターの感動がまだ残っており、素晴らしい一日でした。