2023年7月12日

タンザニア紀行 4/9 ダルエスサラームへ

🔶4/9 ダルエスサラームへ🔶

今日は、タンザニアの首都ダルエスサラームに向かいます。
実際の首都はドドマですが、首都機能はダルエスサラームにまだあるそうです。

ダルエスサラームは、
「平和の家」
「平安の地」
と言う意味だそうです。

アルーシャ空港からプレシジョン航空で、ユリウス・ニエレレ国際空港へ。

今朝のアルーシャの雑踏はいつも以上でした。
アルーシャは喧騒な街だと思います。
良心的な人を見つけないと外国人は危険です。

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外国人を騙さないのはイスラム教徒など経験な信仰心がある人でしょう。
イスラム教の服装をした人にバイクタクシーなど頼むと良いかもしれないです。

今朝は寒い朝で、アフリカ人の厚着の姿を見ました。
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ダウン、セーター、革ジャンの人も。
厚手の真冬の服装をしています。
赤道直下の国だから寒さに弱いのでしょうか。

空港にはバジャジ(三輪タクシー)であっという間に着きました。
5000シリング(250円)で助かりました。

海外でお金をバンバン使うのは怖いと思います。
長期の滞在中に事故が発生した時のことを考え支出は抑え気味。

◼️アルーシャエアポート近くのコーヒースタンドで朝食

ビスコッティ 3000シリング(150円)
コーヒー 3000シリング(150円)
デーツ一袋 5000シリング(250円)

絶品デーツとコーヒーでホっ。やっと気持ちが落ち着きました。

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アルーシャ空港の近くで珈琲とクッキー、デーツで軽食
(Snack on coffee, cookies and dates near Arusha Airport on 9th April 2023 )

プレシジョン航空の出発は13:00で搭乗時間にはまだまだ時間があります。
チェックインカウンターは、野外のテントの中に、ぽつんとありました。

空港スタッフの男の子が寄ってきて、話しかけて来ました。
彼は荷物を運びながら時間をつぶせそうな野外カフェに連れて行ってくれました。
ちなみに、この辺りの敷地の隣りは、実は刑務所だそうです。

彼は日本語を沢山知っていて、日本アニメ好きだそう。

「サクラも知ってるよ!」

「アフリカ大陸はどこを旅行したことがあるのー?」

「ケニア、南アフリカ行ったよー」

「どの国が好きだった?」

「南アフリカが綺麗!でも高いです。」

2人でコーヒー、デーツ

日本語上手な方で将来有望そうです。

外国人が車でぞろぞろチェックインカウンター前に到着しました。

外国人はホテルの送迎やタクシーを使う人が多く、三輪タクシーで来る人はあまりいないようです。


◼️世界遺産ザンジバルの上空を通る

今からプレシジョンエアで2時間でユリウス・ニレレ空港に着きました。

途中

Zanzibar (ザンジバル)😱
Zanzibar (ザンジバル)😱

って機内アナウンスが流れる。

ひぇ~

窓からのぞくとオレンジ色の民家の屋根が沢山見えます。

見てしまった、、、
しかも、
間違えて降りそうになる。

写真は撮りましたけどすぐ消してしまいました。

世界遺産ザンジバル

ここはかつてイギリスの植民地時代に奴隷市場があった島で、あちらでは大変有名な観光地なのです😱😱😱 
「アフリカのハワイ」なんて、とんでもなく失礼な名前があるらしく、この辺りの海は綺麗でリゾート地になっています。
奴隷貿易の歴史はここでは省略しますが、思わず涙が流れる方もいらっしゃるでしょう。

ここで少し、ユリウス・ニエレレと言う方の説明をしましょう。


ジュリウス・カンバラゲ・ニエレレ

Julius Kambarage Nyerere

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ニエレレはタンザニア連合共和国の初代大統領です。

イギリス植民地で奴隷貿易下にあったタンザニアは、ザンジバル革命軍の革命により、次第にイギリスからの独立の活動が高まりました。

ニエレレの汎アフリカ主義の精神の下で革命軍と連合し、1964年4月26日にタンガニーカ・ザンジバル連合共和国が成立し独立を果たします。

連合共和国の初代大統領となったジュリウス・ニエレレは、内政面ではスワヒリ語を国語とし、1967年のアルーシャ宣言発令以後は社会主義の建設を目指しました。

本当は貧民でしかも大した武装する力もない人間たちが、初めにザンジバル革命を起こしたのです。

ザンジバルの蜂起が成功したから、ザンジバル王国の奴隷貿易好きの連中は殺され、またイギリスに逃亡したのです。

革命に加担した者も、財産没収され殺されてしまいました。

タンザニアの独立の歴史の陰で、数多の無名の人々の、血と涙が流れてきたことを忘れてはならないと思います。


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◼️ダルエスサラームに到着

残り1時間弱のフライトの後、いよいよダルエスサラームが見えてきました。
ユリウス・ニエレレ国際空港は首都らしく設備や対応がしっかりしています。

外には綺麗な花壇があり、広々とした公園みたいです。
おもわず綺麗で動画を撮ったら警官がでてきて罰金になりました。
3000シリング(150円)だそうです。
動画は気をつけないとスパイと疑われて没収になるかもしれないです。

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休憩場所を探して空港の外をウロウロします。

少し離れたところでに「エアポートモスク」というイスラム寺院があり、その近くにジュースや食べ物が売っています。
失礼ですが、ここも食べ物事情や衛生面はよくないです。

ハエの付いたパン🍞!!!

アフリカに来てハエには慣れましたが、このような食べ物を普通に売っています。
仕方がないからなるべく綺麗なパンを探しました。
入り口には焼肉の肉を吊るしてあります。

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ダルエスサラーム イスラムモスクの近くで休憩②
(Dar es Salaam Rest near Islamic Mosque, Tanzania on 9 April 2023)

椅子を用意してくれたスタッフの皆さんとコンニチワ。
この辺りから、さらに栄養不足がひどくなります。

2人でハイチーズ!!
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イェー!!!
サンキュー
ピース

音楽ガンガンでした。

右も左も分からないので、とりあえずカリアコー行きのダラダラバス(市民バス)に乗ることにします。
怖いけどバックパッカー激安路線で頑張ることにしました。

さすが首都です。アルーシャより所得が高そうです。

今日から泊まるホステルには、バスと3輪タクシーを使い、夜にやっと着きました。

◼️ムササニ半島のガリバナーズホステル

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ガリバナーズはプール付きの洋館で素敵な邸宅でした。

スタッフのお兄ちゃんは、眼鏡をかけたグラスマンで英語が堪能で、簡単に施設の使い方を説明し部屋に案内してくれました。

プールはいつ泳いでも良いとのこと。
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Gallivanters Hostel プール付きの素敵な邸宅で
(Gallivanters Hostel in Tanzania Dal es salaam on 9 April 2023)


バックパッカー向け4人ベッドのドミトリーですが、クーラー付いていてカンカンに冷やせて涼しいです。

広々とした部屋に今日は私1人しかいませんでした。アフリカらしい派手なカーテンがあります。
明日はダルエスサラームを観光します。


◼️怪奇現象の夜

この日の夜は怪奇現象がありました。

バーニー
バーニー
バーニー

何度も夜中に声がします。

耳元で誰かが、いきなり馬鹿でかい声でどなる。
バーニー!!
ビックリして飛び起きました。
まさかの幽霊屋敷!?

だからこの部屋は安いのでしょうか。