2022年2月28日

2019年 天空列車 青蔵鉄道・チベット拉薩・ネパール 西域ヒマラヤ密教の旅‼️


2019年 天空列車  青蔵鉄道・チベット拉薩・ネパール  西域ヒマラヤ密教の旅‼️


#ポタラ宮 
#タール寺 
#拉薩
#カトマンズ 
#ヒマラヤ

★こちらからご自由にご利用ください

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2019年10月27日

チベット・ネパール旅行記 10-11日目 ~ネパール・ヒマラヤ 『武器よさらば』~

武器よさらば
それにしてもネパールはまだまだ貧しい。
カトマンズで大規模な建物を上海の建築会社に依頼している敷地がありました。すいぶん巨大な建築物だけど、上海の建築会社ではなく、ネパールの会社に頼めば良いのにー。

タメル地区は買い物天国。まるで夢の国。
カトマンズのタメル地区にはトレッキングの為のリュックサックやらダウンジャケットやら、スポーツ用品店が沢山あります。バックパッカーにとってもありがたい所でしょう。

アジアではよく五色のタルチョがあちこちで見られます。
このタルチョには有難い経文がかかれています。
これは日本で販売しようと思ってお土産に買いました。
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◎タルチョ 五色旗の解説
五色の順番は青・白・赤・緑・黄の順に決まっており、それぞれが天・風・火・水・地すなわち五大を表現する。タルチョ、タルチョク、マニ旗、ルンタ、すなわち風馬旗とも言う。風の馬が描かれている場合にルンタと特に呼ばれ、仏法が風に乗って拡がるよう願いが込められている。経文が書かれている場合は風に靡くたびに読経したことになる。

ちなみに、カトマンズは食べたいものは何でもあります。エスニック料理屋や、日本料理、中華、ハンバーガー屋、チベット料理屋などなど。私はタルバールよりチベット料理が気に入りました。


天然石屋さん
本場のヒマラヤ水晶が手頃な値段で手に入ります。



ネパール仏具屋さん
個人的には大好きな世界です。
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パシュミナストール
パシュミナはヒマラヤの高山にしか住めない真っ白いヤギみたいな動物の毛です。肌触りがとてもよいです。こちらも何色か仕入れてきました。
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密教グッズ、お面屋さん
日本では珍しい密教法具。金剛杵、摩尼車。
摩尼車の中には経文が入っています。
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楽器屋さん
どんな音色なのでしょうね?なかなかお洒落です。
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曼荼羅屋さん
タンカと言って仏画や曼荼羅を描いた商品があります。これはパタンの店ですが、ネパールで定番のお土産です。
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タメル地区の雑貨ショップを値切りながら買い物が実に楽しいですよ。この国はとにかく
Artistic!
Exciting!
Spiritual!
International !
Enlightenment !

結局北京で使わなかった中国元は、ネパールルピーの買い物に当てました。こんな貧しい国の方の商品を値切るなんて、自分は何て失礼な人間だ!!と思いながら、ついついディスカウント してしまった。

路上で美しい布を売る店があり、値段を伺ったら一枚4000円だと言う。今現金が足りないからさすがに無理と伝えたら、店員の男性が、
「あなたの希望に合わせます。」
って言うのですね。

「現金は千円しか出せないですよ。日本に帰るから。」

そしたらその店員が、
「最終的に千円でいいから、この布を買ってちょうだい。お願いだから買ってちょうだい」って、悲痛な目をするのですね。

「こんなにディスカウントさせた私は、今となってみればいずれ間違いなく天罰が下ることだろう!!本当にイヤな買い物をしてしまった...」
心の中は罪悪感でいっぱいになりました。

ネパールで購入した密教グッズは販売許可を頂きましたので、ミルキーウェイパワーストーンで販売させて頂きます(^^♪

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ネパールに来て自分のエネルギーが、少し穏やかな性格に変わったのが分かった。ネパールの方は穏やかな人ばかりでしたから。
もしかしたら自力で困難だったことをヒマラヤの聖者の方々が後押しして下さったのかもしれない。
だから歴史の中でこのヒマラヤは聖地として数多くの巡礼者が後を絶たないのだろう。
貧しい彼らほど巡礼の価値を知っていることだろう。

武器よさらば
それから、日本に帰って数日経って気づいたのですが、私は目に見えない武器が無くなっていました。どうやらヒマラヤに武器を捨ててきた様なのです。もしかしたら、だんだん戦争の無い世界にいくのかな。
他者を怒らなくても、穏やかに生きて自分の問題を解決できる、それがヒマラヤで気づいた事でした。(日本に帰って元に戻らないようにと思っています。カルマがあるとすぐ元に戻るでしょうから。)

大好きなネパール。まるで夢の国でした。
今度はヒマラヤのトレッキングで来ますから!

(完)

****** ネパールの近代政治 ******

『ミルキーウェイ・パワーストーン』

『ラーラ・ジャパン ~日浦祐次 公式ブログ~』

2019年9月 1日

チベット・ネパール旅行記 9日目 ~ネパール・ヒマラヤ 『武器よさらば』~


武器よさらば
今朝もカトマンズの朝は、ヒンズー教寺院のお香の香りと鐘の音で始まります。

今日は早朝4:00からナガルコット日の出ツアーです。運が良ければ、雲が少なくてヒマラヤが見えるそうです。

ナガルコットは車で4、50分ほど。
若い男の子の運転手と一緒にナガルコットに向かいました。
「ネパールの子はみな小学校に通えるのですか?」
「公立と私立の小学校のどちらかに通っていますよ。」
「この辺の農家の人はレンガを作る仕事をしていますよ。」
そんな話をしながら。
この子は観光ガイドの仕事で、ポカラなどネパールの観光地を毎日車で巡っているそうです。
彼は若いのに随分稼ぎがよさそうですけど。

ナガルコットは死ぬほど寒いかと思ったら、全然そんなことはありませんでした。

焚き火の周りで日の出を待っているところ。
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ナガルコットの丘にある展望台です。天気がよければ見晴らしがよさそう。
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ナガルコットに可愛い白い犬がヨロヨロ暮らしています。この子は、タイガーに首を噛まれて大怪我をしたそうで、首の周りに傷痕があります。少し人見知りですが弱弱しくてかわいいです。
この子はヒマラヤが癒されるのね。
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今日は有名な憲武ハウスのご主人にもお会いできました。この憲武ハウスのご主人はとんねるずの憲武にそっくりでヒマラヤで有名な宿を経営されています。
残念ながらナガルコットの丘まで登ると、まだ雲が分厚く、ヒマラヤは薄っすらとしか見えません。
このツアーははっきり言って胡散臭いことが分かった(笑)
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それでもナガルコットの空気の清涼感は素晴らしい!
何の混じり気も、汚染もない綺麗な空気です。
このヒマラヤの空気を日本の皆さんにお届けしたいです。

今度ヒマラヤに来る時は、
トレッキングとベースキャンプで来るからねーー(^_^)v
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さていよいよ日本に帰国しないといけませんから、お土産を探さないとー。
この通りカトマンズはカード決済も両替も充実しています。
あとネパール語ができなくても、英会話ができればなんとか可能です。
私はこちらの生活がすっかり気に入ってしまい日本に帰りたくありませんでした。

ヒマラヤにきて「武器よさらば」を生悟った?ことは次回お話ししますね

『ラーラ・ジャパン ~日浦祐次 公式ブログ~』

2019年8月11日

チベット・ネパール旅行記 8日目~カトマンズ 『こんな楽しい街は初めて♪ 』~

『こんな楽しい街は初めて♪ 』

今朝もカトマンズの朝は、ヒンズー教寺院のお香の香りと鐘の音で始まります。
出かける前にコーヒーショップでケーキの朝食。現金不足はつらいです。

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ネパールに来て思った事ですが、ネパールの方は皆穏やかで親切なのですね。
しかもネパールの人はとても人なつっこいです。
穏やかな性格には穏やかな人が集まるのかもしれません。

ナマステ♪
こちらはお互い明るく挨拶をします。

蒔いたエネルギーは他の世界から自分に返ってくるのかな。良い種も悪い種も。ネパールはそんなところ。

今日は今から有名なパタンのタルバール広場に行きまーす。

・Three Goddess Temple(3人の女神の寺院)
パタンに行く前に宿から少し歩いた所に、ヒンズー教の寺院があるので、中に入ってみました。
通りがかりの方が、この寺院は「Three Goddess Temple(3人の女神の寺院)」だと教えてくれました。
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確かに寺院が三つあります。ガネーシャはあちこちにいるし、リンガもよく祀られている。

またマイクロバスでパタンに向かいます。楽しみだなー。
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パタン・ダルバール広場 (Durbar Square)
パタンの素晴らしさは百聞は一見にしかず。
石で作られた王宮の建築の壁に、美しくあしらわれた模様の素晴らしいこと!

歴史について少々。かつてネパールはマッラ王が築いた王制が栄え、西洋建築に負けずとも劣らない王宮建築が築かれました。しかしながら近代、ナラヤンヒティ事件をきっかけに王制がマオイズム(毛沢東主義)により倒されてしまい、ネパールは共和制になりました。マオイズムの方がよっぽど暴力的なのですが。

パタンに向かう途中。座って穀物や野菜を売る女性たち。
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地震のため修復中です。
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見事なゴールデンテンプル。
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パタンの文化を築いたマッラ王です。
王制を築いたマッラを私は尊敬しています。
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ネパールは地震が多いと、建物が破壊され、観光客が減ってしまいます。
因みにエベレストの登山許可証の発行代は120万円だとか。これらは全て貧しいネパールの重要な観光収入なのです。

ネパールでは赤が高貴な色とされています。人々は神像に赤の色粉を塗りつけたり,その色粉に触れて自分の眉間にぬって吉祥の印をいただきます。 
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パタンの王宮の中に美術館があります。ここは写真撮影OKです。数多くの仏たちが陳列されています。
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これはネパールの戦士(ネパリ)だそうです。
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※他の写真はチベット・ネパール フリーダウンロードをご覧下さい。

・スワヤンブナート(Swayambhunath)
凄まじい量の石の階段を登ると世界遺産のストゥーパ、スワヤンブナートがみえてきます。
噂通り猿たちがたくさんいます。
突然の豪雨に見舞われたので、しかたなく寺院の中で雨宿りをしました。
石段は登るのが大変だし、豪雨だし、スワヤンブナートは、かなりハードタイムでした。
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夕方はチベット料理屋
「Norling Tibetan Restaurant」
で夕食。安いくてボリュームが多い庶民的なお店。
チベット密教僧の方たちが食事をされていました。

・トゥクパ  肉いり煮込み麺
・チベット茶
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トゥクパは、ヤクのお肉が入った煮込みうどん。
チベット茶はミルクティーみたいな味です。

ネパールは買い物も便利だし、物価も安いしとても良い所です。今日も夜中中音楽が流れて、タメル地区はお祭りみたいでしたよ。



『ラーラ・ジャパン ~日浦祐次 公式ブログ~』

2019年7月23日

チベット・ネパール旅行記 7日目~カトマンズ 『こんな楽しい街は初めて♪ 』~

『こんな楽しい街は初めて♪ 』

カトマンズの朝は今日もヒンズー教寺院のお香の香りが立ち込めて、辺り一面良い香りがします。
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タメル地区にチーズやヨーグルト、Yak milk、Cow milk、バターを売っている店がありました。ヨーグルトは日本と全く同じ味です。たしか25ルピーぐらいです。
ヨーグルトは日本と同じ味がします。
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今日はマイクロバスでカトマンズの市内を観光しまーす。

・ガーデンオブドリームズ
まずガーデンオブドリームズですが、略して「夢の庭園」英国風庭園だそうです。ネパールを支配していた 宰相ラナ家の豪邸だったらしく、この庭園もラナ家のものです。
入園料はネパール人80ルピー、外国人160ルピー。
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・ボーダーナート
マイクロバスで40分くらいでボーダーナートに着きました。ここはチベット仏教の聖地で巨大なストゥーパがあります。まるで巡礼をするように、ストゥーパの周りを歩いて頂上を目指します。
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何か堂々として、達観したようなストゥーパの姿に癒されます。

ボーダーナートの周辺には珍しい仏教宝具や雑貨屋さんがあります。寺院の美しさに圧倒されます。
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野良犬が沢山寝転がっていました。カトマンズはとにかく野良犬が多いです。人の往来を気にせずスヤスヤ寝ています。
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帰りがけ突然子牛が出てきて可愛いかった♥️触っても逃げない大人しい仔牛でした。
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凄まじいバイクと車と粉塵の量。マイクロバスを捕まえてカトマンズに帰りました。
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タルバールに行く途中のインドラチョーク、アサンチョーク、アンナプルナ寺院(Annapurna Temple)付近。「チョーク」はネパール語で交差点という意味です。
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この辺りも人、人、人。お香屋さんやを民族衣装屋さんが沢山あります。
周りには真鍮製の食器屋があり、よくカレーを盛るお皿などがあります。
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・タルバール広場(tarbar square)
カトマンズのタルバール広場。いわゆる中庭のある歴史的な王宮広場。本当はここが有名なのですが、外国人料金が1000ルピーだそう。くだんの理由で、現金不足のため今回はパスになってしまった。
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タルバール広場の近くでランチ。今日は随分歩き回りました。。疲れたー。
モモと鳥のカツ。
モモは日本で言うギョウザみたいなものです。

店はスカスカで人がいない。15分ほどボーッとしてたらスタッフが慌てて出て来ました。
チリのモモはお腹が空いていたので助かりました。
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ところでカトマンズは夜中中音楽が流れて、じつに賑やかな夜なのですよ。
ヒンズー教寺院が街中に沢山あり、お香を焚きロウソクが灯っています。女性の多くは色とりどりのサリーを着ています。品があって綺麗な衣装です。お土産には民族衣装のスカーフなんかももいいでしょうね。

※他の写真はチベット・ネパール フリーダウンロードをご覧下さい。


『ラーラ・ジャパン ~日浦祐次 公式ブログ~』

2019年7月20日

チベット・ネパール旅行記 6日目~カトマンズ 『こんな楽しい街は初めて♪ 』~

『こんな楽しい街は初めて♪ 』

昨夜は凄まじい高山病の偏頭痛にのたうち回り、一睡も出来ませんでした。

私のルームメイトの女性はイングランドから来て、インドを巡り、ネパールを巡り、拉薩のツアーに参加し、またネパールに帰るそうです。ツアーのメンバーにもネパール好きはなかなか多かった。

今日は拉薩とお別れの日。
これからシャトルバスでラサ・ゴンカル国際空港に向かい、それから四川航空で、ネパールの首都カトマンズへ向かいます。
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ラサ・ゴンカル国際空港にはチベット民族の絵や装飾品が飾られています。
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カトマンズ空港は拉薩から2時間。
拉薩よりますます解放的な空気になります。

「皆様、窓の外にヒマラヤ ・チョモランマが見えます。」

四川空港の中で、アナウンスが聞こえると、一斉に飛行機の中で写真撮影が始まりました。
窓の外に真っ白い雪をたたえたヒマラヤの山脈が見えます。・
私は感動のあまり胸がドキドキしました。
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ヒマラヤ、雄大で美しいですね。
何の悪の影響も受けず。
何の闇にも染まらない。

ヒマラヤの写真をゲットできたことは感動の一瞬でした。

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ネパールはかならゆるい国で観光ビサの住所が実は適当だったりします。実際には住所が整備されていないらしくて、番地が適当な数字でよかったりします。

カトマンズは予想以上に熱くて、みんなTシャツ!

「両替(Money Exchange)は空港の外だよ。」
「タメルエリアまでは、今はバスが労働者で混んでいるからタクシーがいいよ。」

こちらの人は道が分からないと気さくに声をかけてくれて、勝手に教えてくれます。

カトマンズは凄い人、人、人。

私の泊まるタメル地区の「ホーリーランドゲストハウス」は、いわゆるバックパッカー向けの宿です。

この地区は買い物天国で、曼荼羅やコットン、エスニック料理屋や密教美術、それからトレッキング向けのダウンジャケットやリュックのお店が並んでとっても楽しい街です。

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この電信柱はショックでした。
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夕方に、タルバール広場に行こうとしたらいきなり土砂降りの大雨でしたので、慌てて500ルピーの傘を買いました。
アジアってモンスーン気候なのよね。
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明日に備えて、バスターミナルを探してから、ゲストハウスに帰りました。
お菓子でも食べてもう寝よう。
どうもクマリの館には嫌われているらしい。。。

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クッキーやオレオが50ルピーですから昭和の時代の物価ですね。

2019年6月24日

チベット・ネパール旅行記 10-11日目 ~ネパール・ヒマラヤ 『武器よさらば』~

『武器よさらば』

それにしてもネパールはまだまだ貧しい。

カトマンズで大規模な建物を上海の建築会社に依頼している敷地がありました。上海ではなく、ネパールの建築会社に頼めば良いのにー。


カトマンズは買い物天国
カトマンズにはトレッキングの為のリュックサックやらダウンジャケットやら、スポーツ用品店が沢山あります。バックパッカーにとっても大変ありがたい所でしょう。


ほとんど英語で会話がOK。
クレジットカード決済カード、
マネーエクスチェンジの看板は至る所に。


五色のタルチョがあちこちで見られます。
タルチョには有難い経文がかかれています。
これはお土産に買いました。


◎タルチョ 五色旗の解説
五色の順番は青・白・赤・緑・黄の順に決まっており、それぞれが天・風・火・水・地すなわち五大を表現する。タルチョ、タルチョク、マニ旗、ルンタ(bウtD bO  rlung rta)すなわち風馬旗とも言う。風の馬が描かれている場合にルンタと特に呼ばれ、仏法が風に乗って拡がるよう願いが込められている。経文が書かれている場合は風に靡くたびに読経したことになる。


エスニック料理屋や、日本料理、中華、
ハンバーガー屋、チベット料理屋。
カトマンズは食べたいものは何でもあります。


天然石屋さん
本場のヒマラヤ水晶が手に入ります。


ポカラ、チトワン動物公園、エベレスト登頂ツーリストショップ
「よそより安くしますよ!」といつも値段の交渉をしにきます。


民族衣装屋さん
蛍光色のネパール民族衣装。


パシュミナストール屋さん 
パシュミナはヒマラヤの高山にしか住めない真っ白いヤギみたいな動物の毛です。


密教グッズ、お面屋さん
日本では珍しい密教法具。金剛杵、摩尼車。
摩尼車の中には経文が入っています。


楽器屋さん
異国情緒たっぷりの楽器。どんな音色なのでしょうね?


曼荼羅屋さん
タンカと言って仏画や曼荼羅を描いた商品があります。


カトマンズは犬がたくさん
ワンコはネパールで大事にされているのですね。


ヒンズー教寺院の近く朝のモーニング珈琲とケーキ
毎朝これでスタート。


タメル地区の雑貨ショップを値切りながら買い物が実に楽しいですよ。ネパールはとにかく
Artistic!
Exciting!
Spiritual!
International !


本当は節約して貯めた数千円と中国元を、買い物に当てました。こんな貧しい国の方の商品を値切るなんて、自分は何て失礼な人間だ!!と思いながら、ついついDiscount してしまった。

路上で美しい布を売る店があり、値段を伺ったら一枚4000円だと言う。
さすがに無理だと申したら、
「貴方の希望に合わせます。」
って言うのですね。
現金は千円しか出せないですよ。日本に帰るから。

そしたら最終的に千円でいいから、
この布を買ってちょうだい、
お願いだから買ってちょうだいって、悲痛な目をするのですよね。

こんなにDiscountさせた私は、今となってみればいずれ間違いなく天罰が下ることだろう!!
本当にイヤな買い物をしてしまった...

ネパールで購入した密教グッズは許可を頂きましたので、ネットショップで販売させて頂きます。

ネパールに来て自分のエネルギーが、少し穏やかな性格に変わったのが分かった。ネパールの方は穏やかな人ばかりでしたから。
もしかしたら自力で困難だったことをヒマラヤの天使の方々が後押しして下さったのかもしれない。
だから歴史の中でこのヒマラヤは聖地として数多くの巡礼者が後を絶たないのだろう。
貧しい彼らほど巡礼の価値を知っていることだろう。

武器よさらば
それから、日本に帰って数日経って気づいたのですが、私は目に見えない武器が無くなっていました。どうやらヒマラヤに武器を捨ててきた様なのです。もしかしたら、だんだん戦争の無い世界にいくのかな。

大好きなネパール。
今度はヒマラヤのトレッキングで来ますから!


****** ネパールの政治 ******
https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol48/index.html

2019年6月16日

チベット・ネパール旅行記 5日目~西寧 青蔵鉄道 拉薩 『永久凍土を超えて』~

『永久凍土を超えて』

今日はポタラ宮とジョカン(大成寺)を観光します。
ポタラ宮は、外見のイメージとは裏はらに、中はチベット密教美術の荘厳さに溢れています。
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中に入らないとその素晴らしさは分かりません。
残念ながら中は写真撮影が禁止なのですね。
ポタラ宮の周りをチベット僧やチベット族の方がマントラを唱えてマニ車を回しながら、巡礼されています。
ポタラ宮の中では柱の影にチベット僧がひっそりと座って、さながら即身成仏に向かう雰囲気です。
その独特の雰囲気はなかなか言葉でお伝えできません。
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ゲルク派総本山の大成寺(ジョカン)です。お坊さんの姿は迫力満点です。
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八街堂(パルコル)付近です。珍しいチベット密教の宝具が沢山らあります。制圧の多いチベットですがお土産屋さんは明るく賑わいます。
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この日の夕食はチベット料理のバイキング。不謹慎ながらチベット料理のヤクの肉はクセがなくついつい戴いてしまいました。

ここでヤク(チベット牛 英名YAK)について少々。
ヤクは牛に似た黒い毛の動物で、荷物の運搬、使役、繊維、皮、骨、角、乳、糞の燃料まで更に糞は皿洗いまで、全ての部分が無駄なく有効に使われるそうです。チベット人に欠かすことの出来ないヤクは3000m以上6000mの山岳高地にしか生息できない厳しい環境に耐える限られた動物で、中国西部カシミール、チベット高原で生息しています。
ヤクの値段は一頭五千元。乳は塩と一緒にお茶をとかしバター茶として飲みます。バター茶はチベット人の主要な飲み物で厳しい寒さを凌ぐための栄養分がたくさん含まれています。

拉薩のどこかに、ヤクを讃えた、黄金のヤク像があるらしく、それは見ることが出来ませんでした。
ヤクはチベット人といつも一緒でした。
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※他の写真はチベット・ネパール フリーダウンロードをご覧下さい。

それにしても拉薩に来てから突然頭痛と鼻血が出てびっくり!!
鼻血なんて子どもの頃に出たくらいですから。
実はこれは高山病らしくてルームメイトや他のツアーのメンバーも同じ症状なのですね。

私はあまりの頭痛で、夜中中のたうち回り、朝まで一睡も出来ませんでした。何かの呪いかと思ってビックリしましたが、とうとう私も高山病になったのです。

カトマンズに行ったら頭痛は止まりましたから、間違いなく高山病でしょう。
どうもここも私の住む所ではないらしい。。。

因みに海抜は以下の通りです。
・中国      西寧        2,275m
・チベット  拉薩        3,650m
・ネパール  カトマンズ  1,400m
・日本      東京        1m!!

チベットもまだ自由が少ないものの、感動的なところでした。
チベットの方々の人権と自由を御守り下さい。
チベットの文化や生活を御守り下さい。
少数民族の人権と自由を御守り下さい。

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チベット・ネパール旅行記 4日目~西寧 青蔵鉄道 拉薩 『永久凍土を超えて』~

『永久凍土を超えて』

青蔵鉄道とは、世界一高いところを走る鉄道で、青海省の西寧と西蔵自治区(チベット)自治区のラサを結ぶ鉄道のことで、全長は1956キロメートルもあります。

また青蔵鉄道は青蔵高原をほぼ南北に縦断し、海抜4000メートル以上の部分が960キロメートルもあり、また永久凍土部分も550キロメートルもあります。

車両内の酸素濃度は標高3,000m程度の約80%に保たれています。
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この青蔵鉄道は五つの世界一があるそうです。
鉄道マニアでしたら一度は乗ってみたくなるでしょうね。

青蔵鉄道五つの世界一

1.世界一標高の高いところを走る鉄道。最高地点タングラ峠は標高5,072m。
2.世界一標高の高い鉄道駅。タングラ(唐古ジ)駅の標高は5,068m。
3.世界一標高の高い凍土トンネル。風火山トンネル(隧道)の標高は4,905m。
4.世界一長い凍土トンネル。崑崙山トンネル(隧道)の全長は1,686m。
5.世界一長い凍土上に作られた鉄道橋。清水河特大橋の全長11.7km。

残念ながらこれらの殆どは夜中に通過するため写真撮影は難しいのです。
それでも崑崙山を過ぎるくらいに太陽が昇りますから、そしたら写真撮影に全力投球です。
夜は期待でワクワクしながら座席でやすみました。

ちなみに料金は発行手数料抜きだとこのくらい。
硬座席:217元
硬臥席(寝台車):511元
軟臥席(寝台車):808元

青蔵鉄道は、摩尼車を回してるチベット族、日本人、中国人、帽子を冠ったウイグル族、その他色々な民族の方々が乗られています

一般車両は夜は雑魚寝状態で、風景を見たり、食べ物を食い散らかして、それぞれ楽しく鉄道の旅を楽しんでいます。中国人はヒマワリの種や乾燥ナツメが好きらしく、私の席の周りでひたすら食べています。

ここは主に車窓の中で撮った写真だけ掲載します。
※他の写真はチベット・ネパール フリーダウンロードをご覧下さい。


・明け方
ものを言わぬ荒涼とした大地が広がっています。 
青蔵鉄道は時間を忘れて車窓の景色に吸い込まれていきます。崑崙山は過ぎてると思いますがちょっと場所は不明です。
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・永久凍土
赤土と雪のコンストラストが美しい。
人々の苦しみはここに静かに封印されたのか。
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・ニェンチェンタラ峰  ダムシュン駅
真っ白く汚れない山。ただただ静かで澄みきっています。この山の向こうに聖湖ナムツォがあります。ダムシュン駅でかなり人が降りましたがみな観光でしょう。
チベット(西蔵)はもうすぐ!
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最後の駅のヤンパチェンを過ぎて拉薩に向かいます。この辺りからすっかりチベットの風景です。建物には有名な五色のタルチョが飾られています。
辺り一面放牧されたヤクたちがのんびり草を食んでいます。


・拉薩駅
ここも軍服を着た男達が検問で怖い...
何かあると怒鳴りちらしていて、偉そうで不愉快でした。

駅をでると女性のガイドが迎えに着てくれて、私の首に白い布のスカーフをかぶせてくれました。

「Welcome To ラサ!  中国サヨナラね。」
「ここはチベット仏教の信仰が許された地です。」

拉薩駅はまるで籠城して中国共産党と闘っているような姿です。かわいそうで涙がでます。
毛○東の作った国は気持ち悪い程強く、あんな国に勝てる訳がないのに。。。
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私の宿泊した西蔵剛堅拉薩飯店のロビーです。
このホテルのロビーはド派手でビックリでしょう?
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2019年5月25日

チベット・ネパール旅行記 3日目 ~西寧 青蔵鉄道 拉薩(ラサ)『永久凍土を超えて』 ~

『永久凍土を超えて』
フライトがキャンセルになってしまって、とても残念だったのですが、気を取り直して西寧に向かいました。
「一つの中国」という中国共産党のスローガンの元で、中国語以外の言葉を話す人は少ないようです。あいからず閉鎖的な国でしたけれど。

西寧に向かうにつれ、閉鎖的な空気から離れて、気分が良くなりました。青蔵鉄道は夜9時乗車ですから、まだ時間が沢山あります。

西寧曹家堡空港(せいねい そうかほ くうこう)の中のお店。
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・西寧市内
標高2600mなのに西寧は桜みたいな花が咲き優しい春景色です。JJWB1590.JPG
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西寧は中国の中にありながらそんなちガチガチでもありません。チベット族やイスラム教徒、漢民族、ウイグル族などいろいろな民族の方々がいて、それぞれ独特の服装をしています。

私はどうも中国と相性が合わないのか、こちらに来て心臓が止まりそうな問題が起きてしまいます。
実は銀行のキャッシュカードを日本に忘れて来たことに気づいたのですね。要するに手持ちの現金とクレジットカードしか使えなくなりました。
毛○東の顏がついた人民元を少しずつ使うしかありません。。。

タール寺クンブムチャーパリン
さて、タール寺に向かう中で、使える金が現金しか無いので、仕方なくタクシーではなくバスで移動しました。(タクシーは100元、バスは5元。⦆

ここは私の尊敬するチベット密教ゲルグ派の開祖ツォンカパがお生まれになった地です。彼は天才的な方で、チベットの膨大な法を体系化し多数の書物を残した人です。
彼ほどチベット密教に影響を与えた方はいないでしょう。
落ち着いた敷地に荘厳なチベット寺院が並んでいます。チベット僧や五体投地する方々もいらっしゃいます。
ここから西域の旅がスタートです。
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本殿まではいけなかったのですが、境内では皆さん気さくに声をかけて、明るい雰囲気です。商店街は密教の工芸品やお土産屋さんが並び、夕日に照らされて輝いています!!
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西寧市清真大寺/イスラムモスク
西寧で有名なイスラム人の街とイスラムモスク。この辺りはムスリムの病院やカット屋さんが集まっています。
建物はアラベスクが見事で、朱色の壁が息を飲むほど美しい色彩です。桜みたいな花がふんわり咲いています。今日だけムスリムの服装で参拝💚
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青蔵鉄道
駅で入域許可証を見せて鉄道チケットを交付してもらいました。西寧駅はなかなか大きい駅です。ここまで来ただけでもただただ感無量です。💚
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チベットの拉薩(ラサ)行き。拉薩まで24時間かかります。酸素が薄くなるので高山病が心配。
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拉薩に行くにはチベット入域許可証と言うパーミットがいります。日本人だから私は少々疑いの目で見られているらしく、入り口の所で待たされました。車掌さんみたいな方が来て、やっと青蔵鉄道に乗ることができたのです。
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ゴルムド駅 (格爾木火車站)
最初の停車駅。青蔵鉄道が作られた頃より存在する古い駅です。
夜のゴルムド駅はただただ神秘的な空気です。
さながら異次元空間のよう。
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