2020年3月 8日

名著に学ぶ『カルマ・ヨーガ 』(7)


皆さんこんにちは。
ローズガーデン自然生活です。
新型コロナウイルスの感染が一日も早く終息するよう心よりお祈り申し上げます。

さて今月もヴィヴェーカナンダ師の書籍を、引き続き読み進めていきます。(カルマ・ヨーガの次は、ギャーナ・ヨーガの予定です。ギャーナヨーガは、「知識のヨーガ」と呼ばれ、なかなか含蓄があり面白い内容です。)

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(170-171ページ)

第七章 自由
 四つ葉カルマヨーガとは何でしょうか。働きの秘訣の知識です。われわれは全宇宙が働いているのを見ます。何のためにですか。救われるために、自由を得んがために、原子から最高の生きものに至るまでがこの唯一の目的ーー心の、肉体の、霊の自由ーーのために働いているのです。すべてのものは、束縛から逃げ去って自由を得よう、と努めています。太陽、月、地球、もろもろの遊星、すべてが、束縛から逃げ去ろうと努めています。

 四つ葉自然界の遠心力と求心力は、われわれの宇宙の性質を実によく象徴しています。この宇宙で小突きまわされ、長いことかかって打ちのめされたあとでようやくもの事の真相を知る、という代わりに、われわれはカルマヨーガから、働きの秘密を、働く方法、働きの組織力を学びます。もし活用の方法を知らなかったら、われわれは莫大な量のエネルギーを浪費することになるでしょう。カルマ・ヨーガは、働きの科学をつくっています。皆さんはそこから、この世界のすべての働きをどのように最もよく活用するか、を学ぶのです。

 四つ葉働きは避けることのできないものです。これはそうある他はありません。しかしわれわれは、最高の目標に向かって働かなければなりません。カルマヨーガはわれわれに、この世界は五分間の世界である、ということを、それはわれわれが通り過ぎなければならないものなのであるということを、そして自由はここにはない、ここを超えたところに見いだされるのだ、ということを、認めさせます。この世界の束縛を脱する道を見いだすためには、それをゆっくりと、しかも確実に、通り抜けなければならないのです。

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感想:
本の中で「この世は五分の世界」という表現があります。地上の生命は、浦島太郎の物語のようにはかないとうことなのでしょう。さすれば、仕事や人間関係、学力、豊かさで他者と比較したり、自分の幸せに一喜一憂したりする事はいかに虚しいことなのでしょうか。
新型コロナウイルス、経済不況、このような束縛の多い世界から、解き放たれる方法を、生きているうちに学びたいですね。

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真のヒーラーへの道、解脱への道を学んでみませんか。
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