2020年7月 2日

名著に学ぶ『ギャーナ・ヨーガ 』(2)

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皆さま、こんにちは。
ローズガーデン自然生活です。

引き続き、ギャーナヨーガ(知性のヨーガ)を読み進めて参ります。

この本は極めて難解ですが、随所に美しい言霊がちりばめられています。
この書を通して、生きる指針が得られた人は、私だけではないでしょう。


名著に学ぶ『ギャーナ・ヨーガ 』(2)
第1章 人間の本性

(P.37-38)
四つ葉... われわれはまだ個人ではありません。個人性を得ようと苦闘しているところです。そしてそれは無限者であり、それが人の本性なのです。彼その生命が全宇宙にある者だけが生きます。そして自分の生命を限定されたものに集中すればするほど、われわれはよりすみやかに死にむかいます。

四つ葉.. 自分の生命が宇宙に、他者の中にある瞬間だけ、われわれは生きるのです。この小さな生命を生きることは死です、まさに死です。それだから、死の恐怖がくるのです。死の恐怖は、人が、この宇宙間に一つの生命があるかぎりは、自分は生きているのだ、と悟るときにはじめて、克服されます。 

四つ葉...  彼が、「私はあらゆるものの中に、あらゆる人の中にいる、私はすべての生命の中にいる、私は宇宙である」と言うことができるとき、そのときにはじめて、無恐怖の状態はくるのです。不断にかわりつつあるものの中に不死性を語るのは、不条理です。昔のあるサンスクリットの哲学者はこう言っています、「個体と言えるのは霊だけである、なぜならそれは無限であるから」と。無限はわけることはできせん。無限はこなごなにすることはできません。それは同一のもの、永遠に不可分の単一体です。そしてこれが、個人、真人なのです。あらわれている人は単に、超越しているこの個体を、表現しようとする苦闘にほかなりません。

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本書によれば、

「自分の生命を限定されたものに集中すればするほど、われわれはよりすみやかに死にむかいます。」

とあります。

さらには、

「自分の生命が宇宙に、他者の中にある瞬間だけ、われわれは生きるのです。この小さな生命を生きることは死です、まさに死です。」

と述べられております。

なかなか難しいですね!
人間はつねに生と死の狭間、逆説の中にあるといえるのかもしれません。

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