名著に学ぶ『ギャーナ・ヨーガ 』(10)
味覚変化?
こんにちは。6月に入り昼間はずいぶん気温が上がり千葉県は真夏日のよう。最近は暑くて冷房をつけておりますが、皆さまはいかがおすごしでしょうか。
先日実家で、両親が食後に私の血糖値を測ってくれました。私は、正常値の範囲内ですが、かなり高めでした。親が心配して、お菓子の食べすぎや糖質を控える話をしてくれました。
実は大の甘党で甘いものは無限に食べれるタイプなのです。
熟達したヒーラーは病気を光で治癒しますが、私はまだまだヒーラーの入門者レベルで、まだ食生活の影響を受けます。太り過ぎは骨を弱くし関節にも負担がかかりますから偏食は要注意なのです。
ところが血糖値を実家で測った数日後、急に味覚に変化が起きまして、甘いものが殆ど興味がなくなりました。
味覚変化?まさかのコロナ?
いえいえ、その代わりお煎餅やポテチが美味しくて代わりにバリバリいけますから違うと思います。
無限に食べれたケーキが興味が無いという。。。
ただただびっくりしてしまいました。なんで甘いものが殆ど興味がなくなのでしょうか!?
誰か答えを教えて下さい。
『ギャーナヨーガ』
『アートマン』(P254-255より引用)
...すべての無知な者たちが宇宙としてながめているところのものは、実際には存在してはいません。では、みなさんや、私や、私たち一同がながめているこれらいっさいのものは一体何なのでしょうか。単なる自己催眠です。そこにあるのはただ、唯一の実在、無限なる者で、永遠に祝福された一者のみです。その実在の中で、われわれはこれらすべてのさまざまの夢をゆめみるのです。
...それは、あらゆるものから、その名と形をとり去ったものなのです。テーブルからその形をとり去ってごらんなさい。その名をとり去ってごらんなさい。あとにのこるのがそれです。ヴェーダーンティストはそれを彼とか彼女とはよびません。彼とか彼女とかいうのは虚構、人間の頭脳の妄想です。魂には男女の別はありません。
...物質的なのは名です、形です。身体です。そしてそれらが、このいっさいの差異をつくるのです。もし名と形というこのふたつの差異をとり去るなら、全宇宙は一つです。そこには二つはありません。どこに行っても一つです。みなさんと私は一つです。そこには自然もなければ神も宇宙もありません。あのひとつの無限の実在があるだけ、そこから、名と形によってこれらすべてのものが作り出されるのです。