中国・チベットの歴史に学ぶ【1】
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「チベット自治区」 なぜあの国が不幸を背負ったのか
最近私は良書を引き寄せるのか、ここ数日手にした本もチベットや中国共産党の闇を暴いた勇気ある正しい内容ばかりでした。その良書をご紹介しつつ、チベット自治区と中国の歴史から学んでいきたいと思います。
以前からチベット自治区の歴史や社会事件に興味があり、関連ニュースを調べていましたが、今は中国のチベット監視が強いのか、チベットの中でおきていることが分かりにくくなっています。
この国は年々入国がきびしくなり、外国人の自由な旅行ができません。旅行の際には、その期間に同行するガイド、乗用車、ツアー日程等の提示がいります。
このチベット自治区は中国共産党との独立運動のなかで、信じられない数の方が虐殺された国です。アジアは仏教やヒンズー教などの信仰が根付き平和な国が多いのに、なぜチベットだけが未だに大きな不幸を背負っているのでしょう。
何が言いたいかといいますと、あれだけ痛ましい犠牲者が出たにもかかわらず、チベットは完全な独立は無理だったのです。
習近平政権のなかで情勢は少し落ち着いたでしょうが、まだ何もかも厳しい監視下にあるのでしょう。
蒼天の美しいチベット。
そこは人類の希望の地になるはずだったのに。。。
為政者によって国民の幸不幸は決まる
チベットを説明する前に、まず諸悪の根源たる毛沢東に始まる中国共産党の歴史に触れねばなりません。
中国は、自給自足ができる国でしたが毛沢東の「大躍進」という大失策のせいで、歴史的な大飢餓が蔓延しました。
・南京大虐殺の犠牲者数:30万人
・文化大革命の犠牲者数:2000万人
・大躍進の飢饉による餓死者数:4000~5000万人
※大躍進の失策による餓死者は一説によると8000万人とも言われています。
このことについては次回にご説明いたします。
<<出典>>
『毛沢東大躍進秘録』
楊継縄著(元新華社通信高級記者)
『常識ではあり得ない中国の裏側』
陳破空(在米民主化運動リーダー)