2019年5月25日

チベット・ネパール旅行記 3日目 ~西寧 青蔵鉄道 拉薩(ラサ)『永久凍土を超えて』 ~

『永久凍土を超えて』
フライトがキャンセルになってしまって、とても残念だったのですが、気を取り直して西寧に向かいました。
「一つの中国」という中国共産党のスローガンの元で、中国語以外の言葉を話す人は少ないようです。あいからず閉鎖的な国でしたけれど。

西寧に向かうにつれ、閉鎖的な空気から離れて、気分が良くなりました。青蔵鉄道は夜9時乗車ですから、まだ時間が沢山あります。

西寧曹家堡空港(せいねい そうかほ くうこう)の中のお店。
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・西寧市内
標高2600mなのに西寧は桜みたいな花が咲き優しい春景色です。JJWB1590.JPG
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西寧は中国の中にありながらそんなちガチガチでもありません。チベット族やイスラム教徒、漢民族、ウイグル族などいろいろな民族の方々がいて、それぞれ独特の服装をしています。

私はどうも中国と相性が合わないのか、こちらに来て心臓が止まりそうな問題が起きてしまいます。
実は銀行のキャッシュカードを日本に忘れて来たことに気づいたのですね。要するに手持ちの現金とクレジットカードしか使えなくなりました。
毛○東の顏がついた人民元を少しずつ使うしかありません。。。

タール寺クンブムチャーパリン
さて、タール寺に向かう中で、使える金が現金しか無いので、仕方なくタクシーではなくバスで移動しました。(タクシーは100元、バスは5元。⦆

ここは私の尊敬するチベット密教ゲルグ派の開祖ツォンカパがお生まれになった地です。彼は天才的な方で、チベットの膨大な法を体系化し多数の書物を残した人です。
彼ほどチベット密教に影響を与えた方はいないでしょう。
落ち着いた敷地に荘厳なチベット寺院が並んでいます。チベット僧や五体投地する方々もいらっしゃいます。
ここから西域の旅がスタートです。
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本殿まではいけなかったのですが、境内では皆さん気さくに声をかけて、明るい雰囲気です。商店街は密教の工芸品やお土産屋さんが並び、夕日に照らされて輝いています!!
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西寧市清真大寺/イスラムモスク
西寧で有名なイスラム人の街とイスラムモスク。この辺りはムスリムの病院やカット屋さんが集まっています。
建物はアラベスクが見事で、朱色の壁が息を飲むほど美しい色彩です。桜みたいな花がふんわり咲いています。今日だけムスリムの服装で参拝💚
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青蔵鉄道
駅で入域許可証を見せて鉄道チケットを交付してもらいました。西寧駅はなかなか大きい駅です。ここまで来ただけでもただただ感無量です。💚
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チベットの拉薩(ラサ)行き。拉薩まで24時間かかります。酸素が薄くなるので高山病が心配。
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拉薩に行くにはチベット入域許可証と言うパーミットがいります。日本人だから私は少々疑いの目で見られているらしく、入り口の所で待たされました。車掌さんみたいな方が来て、やっと青蔵鉄道に乗ることができたのです。
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ゴルムド駅 (格爾木火車站)
最初の停車駅。青蔵鉄道が作られた頃より存在する古い駅です。
夜のゴルムド駅はただただ神秘的な空気です。
さながら異次元空間のよう。
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