2021年7月24日

富士御来光登山 7/22-7/23


(8月の名著に学ぶはお休みさせて頂きます。)

無事富士山登頂成功しましたー手 ⛩ぴかぴか
こちらは御来光写真、登山証明書です。

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連休初日、新宿から富士山五合目行き高速バスは4台発車でした。

でもこの2日間は予想以上にきつかったです。
朝から得体のしれない背中の痛みでずっしり重い。。大丈夫かなぁ今日は、と不安を感じつつ。

富士スバルライン五合目吉田口から登山開始です。
途中アルカリイオンたっぷりの霧が立ち込めていますが、実はこれは雲海の中らしいです。
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途中の山小屋で休憩を取りながら、初日は8.5合目の山小屋トモエ館に、夜19:20に到着しました。

はっきり言って死ぬかと思った。
・:*+.\(( °ω° ))/.:+ shock

原因はリュックサック重過ぎ、、、
腕や背中の筋力無さ過ぎ、、、です。

リュックの重さで背中が痛くて痛くて地獄の数時間。カタツムリ登山になってしまった。。。

八号目に向かう間はまるでインドシナ戦記、バターン死の行進みたいで、「山小屋に辿り着けず道端で野宿かもしれない」、そんなことが頭をよぎりました。

「まさかこんなに大変だとは⁉️」

やっとトモエ館の一つ前の富士山ホテルに辿りついたのが夜19:00過ぎ。

「八合目トモエ館はどちらですか?」

「すぐ上で、歩いて5分だよ」

「ほーーっ🧡」

やっと着いたトモエ館は山小屋の宿泊客で賑わっています。
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夕食はハンバーグカレーと緑茶♪
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トモエ館のご本尊の釈迦如来のお仏壇が厳かに。
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やっと山小屋で一息ついて、これは自分を知る為にこんなショックな経験をしたのだと思いました。
次は絶対にリュックのなかの荷物は、せいぜい水1L、財布や衣類だけ、そして軽量素材のリュックにするって決意しました。

(注: 富士山の場合山小屋に食料やドリンクはあります。ドリンクは500ml一本400~500円もしますが命に係わると思えば仕方ないです)

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あと、腕立て伏せと背筋で腕力を鍛えること。後で聞いた話ですが登山家の故植村直己さんも一日20Kgのリュックを背負ってトレーニングなさっていたとか。

それ以外は高山病も気にならないし、足腰はきつくありませんでした。

今回は自分を知る良い経験になりました。だって次は憧れのキ〇マンジャロ山を目指すわけですから、そのためにリハーサルが必要だったのです。

リハーサルを経験したから次からは悲惨な思いをしなくなるわけですし、リハーサルをしたことは大正解で貴重な教訓だったのです。

今八合目トモエ館の夜21時ですが、めっちゃ寒ーい🥶この時期八号目は気温5度、富士山頂上は3度ぐらいだそうです。

山小屋の様子です
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2日目

夜中の2:30に目覚まし、3:30くらいから頂上を目指して出発。真っ暗なのでヘッドライトで足元を照らして前進します。
酸欠で少し歩くと心臓バクバク。
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頂上付近はかなり渋滞しています。連なって頂上を目指します。
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オレンジ色の綺麗な朝日が静かに昇ります。
御来光の光に照らされて私の顔もオレンジ。
余裕の顔をしているように見えますが、本当は違います。
疲れと息苦しさでかなり限界なのです。
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ゴールの日本の国旗と白い鳥居が見えてきました。
「もう少しですよー、頑張りましょう」
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無事頂上に着きましたー表情ほっぴかぴか🇯🇵
売店や自販機、御朱印のお社やベンチがあります
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400円の缶コーヒーで一息。
火山のカルデラ噴火口。「お鉢巡り」と言って火口の周りにいくつか山が囲んでいてそれを巡るそうです。昔は火口にお賽銭を投げ入れたりしていたらしい。真っ黒い溶岩石が沢山転がっています。

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一番高いところに白い鳥居が。
ここでちょっと瞑想。
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いただいたインスピレーションは
「目の前の湖(山中湖)のように心清らかに」
その通りなのです!
このインスピレーション忘れません。
今の私にぴったりのメッセージでした。

下山道の須走ルートは殆ど砂利道です。
靴底が薄くて砂利がシューズに沢山入って歩きずらかったです。そのせいか思ったより時間がかかりました。
次回から厚底の登山靴にしようと思います。

今回は体力諸々に自信喪失しショックがありました。
それでも何かを背負ったような重い身体で良く頑張ったと思う。

素晴らしい2日間本当にありがとうございました!
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