2019年5月25日

チベット・ネパール旅行記2日目 ~ 中華人民共和国『さよなら北京 』~

『さよなら北京 』
北京に着いたのは夜中2:00でした。
西寧行きの国内線(Domestic Airline)でチェックインをしようとしたら、「あなたの予約がありませんよ!」と言われました。

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心臓が止まりそうなほどびっくりして、Eチケットを見せていろいろ説明したら、
このフライト自体が無いとか、エアポートターミナル2ではなくて、ターミナル3ですから移動しますとか言って空港スタッフが車で連れていってくれました。

ターミナル3のスタッフに聞いたら、今度は「ちゃんと予約していますよ」と言って、乗り場はターミナル2だと言う。
ギリギリになって大騒ぎだった。

ターミナル2までタクシーで戻り、さらに説明を聞いたら、このフライトはキャンセルだから翌日に変更だそう!

結局私は北京で1泊し、チベット旅行の予定を一日削ることになりました。
英語のやりとりは大変だし、これは私にとっては虐待の日々でしたよ。

結局中国南方航空が手配してくれた『中国空港運航飯店と言うホテルで一泊して、北京市内を観光することにしました。このホテルはそこそこ高級感があるから、まあいいかーー

ホテルの本格的な北京料理は満足ハート黄
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北京市街に向かうタクシーの中で、タクシーの運ちゃんと値段のことでケンカ。
「88元て高いじゃないのー?!
北京市街まで日本円で1400円だそう。
明らかに中国に来てケンカが多くなった。

天安門なんて見る気は無い。

北京市内の『朝陽大悦城』は有名なショッピングモールらしいです。中はこんな感じ。日本のデパートと同じでブランドショップが入っています。
北京はまだ古い邸宅をそのまま使って中にスポーツ用品店やら洋服やらいろいろなテナントが入っています。

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心なしかジーパンの人が多い...😅
このデパートのトイレに紙は無かった。。。
しかもドアを開けたまま用を足していた女性がいた!
まあ、そんなもんだ。

学生時代に一度北京に来たことがあります。丁度天安門事件の直後で、私は中国の事は何も知らないで、台湾人のガイドと王府井や頤和園や紫禁城を見て周りました。
この事件で多くの人権活動家が殺されたことも知りませんでした。

その台湾人の女性ガイドは、私に政治的な話題をしないように、と言ったことを覚えています。

その頃は屋台や路上に果物を売る人がいましたがその姿は無くなりました。

20年前に比べたら地下鉄もあり、人口17億を抱えて見違えるほど便利になりました。

残念だけどこの都市には二度と来ることは無いと思います。
(この国が好きな方には申し訳ないのですが)この国のお国柄や人間性、殺風景なデパートの中や、だだっ広い敷地にある味気ない○○公司の姿をみて、芸術性というか、何かが死んだ国だと強く思った。

因みに中国の小学校は図工の授業は無いそうです。

私が学生時代の頃より遥かに豊かで強い国になったのでしょうけれども、それでもこの国は灰色だった。

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いろいろな鶏肉の串焼き。。。
鳥の頭とか見るに堪えないものもありました。

まあ、旅はこれからですねー。