2013年4月21日

「対症療法」と「根本療法」

前回はクエン酸の効能についてお話をしました。
クエン酸は名前の通り「酸」ではあるのですが、なぜアルカリ性の体質作りに効果があるのでしょうか?
クエン酸は、体内に取り入れられてから、十二指腸に入ると、すい臓から出た強いアルカリ性の重曹により、クエン酸ソーダとなってアルカリ性になるそうなのです。
だから、血液に入ればネバネバした血液をサラサラにしたり、体内に蓄積したゴミを燃やしてくれることで、病気の根元である乳酸酸性体質の改善に効果があるのですね。
そうしますと、クエン酸治療は、これまでの「対症療法」と違い、不健康の根本を観察する「原因療法」に近いと言えます。

この対症療法は西洋医学に近く、いわゆる「頭痛がひどいならば、頭痛薬を飲む」という治療です。
すなわち欠点(症状)を対象にした治療で「一時的」で「部分的」な対応です。

然しながら本当に病気が良くなったかどうかは分かりません。治療が続いて薬を飲み続けるなら、病気の根本を見つめていないことになります。

この対極が「原因療法」で、体を全体的に捉え、体の中から治していく方法です。つまり症状の現れた根本原因を探り、その原因を除去するために手立てを施します。

アレルギーにならない免疫力の強い体作りなどは、原因療法と言えます。こちらは、治療にあたり生活習慣や体質全般に目を向けています。

クエン酸を飲み続けて4ヶ月ですが、今年は3月には遠赤外線ヒーターをしまい、手脚がポカポカしています。風邪や咳の患いが殆ど無く冬を過ごしたことは、我ながらビックリしています。

クエン酸は運動と組み合わせると、驚くべき相乗効果があるように思います。自分にあった運動を少しでも生活に取り入れる事をオススメします。