2023年7月11日

タンザニア紀行 4/4 ホロンボ小屋まで


🔶4/4 ホロンボ小屋まで🔶

◼️気合いを入れて出発

登山2日目は、マンダラハット(2700m)からホロンボハット(3400m)まで登ります。
今日も登山会社は素敵な朝食を用意してくれました。オートミール大変美味しかったです。
これから気合を入れて出発です。

オートミール
パン
オムレツ
ソーセージ
果物
アボガド

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キリマンジャロ登山 アフリカ料理のパワフル朝食で元気にスタート
Breakfast in  Mandara Hut (2700 m) on 4 April 2023 in Tanzania 


今日も天気は最高。ガイド、ポーター、コックの皆さんと。
みんなでキリマンジャロの歌を歌いました。
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緑の森を歩いたあと、少し乾燥した植物が目の前に開けてきました。
ボロンボ小屋までの中継地点にてお昼を食べました。
ここはカッコいい鳥たちがいます。

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アサンテー(ランチありがとうございます)
OK!レッツゴー

タンザニアではよく観光客に、
「エンジョイ!」(楽しみましょう) 
と声をかけてきます。
スワヒリ語が公用語ですが、イギリス植民地でしたので英語がわかる人も多いです。

キリマンジャロ登山ホロンボハットへ 雲海の中6時間歩く
(Lunch on the way to the Horombo which is at 3,700m on 4 April 2023)

この辺りは、夜は野生の犬がでるそうです。

小川が流れているところもあります。
この辺りはまだ水があります。
登山会社のスタッフは山の水をボイルして飲み水や調理に使います
曇り空の中ひたすら登り続けます。

この辺りはワイルドフラワーたちが見えます。
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「あとどのくらいで着きますか」
ガイドに聞いたら「あと10分くらいです」

えっ!思ったより近いです。
まだかまだかと思っていたら意外に近くに来ていました。
また雨が降って来ました。

◼️小雨の中ボロンボ小屋に到着

ホロンボは富士山と同じ標高(3700m )で雲海が見えます。
こちらも太陽光パネルで発電しスマホやカメラの充電はバッチリ!


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キリマンジャロ登山 ホロンボハット
(Horombo Hut, Mt.Kilimanjaro in 4 April 2023 in Tanzania)

ホロンボにつくと登山客はお湯で手や顔を洗ったり。
夕食の時間になると登山客が輪になって歌いだしました。
キリマンジャロらしい風景です。

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キリマンジャロのホロンボ小屋で大合唱
(Big chorus at Kirimanjaro Horombo hut which is at 3,700m on 4 April 2023)
日に日に食欲が無くなって、折角のアフリカの夕食が喉を通らなくなりました。
高山病予防薬のダイアモックス、利尿剤、風邪薬、頭痛薬、、、
胃が痛いのは多分薬合わせ飲みのせいらしいです。
明日に備えて早めに床に入りましたが、この夜は恐ろしいことに一睡もできませんでした。



タンザニア紀行 4/3 登山ゲートからマンダラハットへ


🔶4/3 登山ゲートからマンダラハットへ🔶
 
コケコッコー
 
タンザニアの朝はよくニワトリの鳴き声が聞こえます。
サバンナ気候の一日目の朝はそんなに暑くありません。
 
タンザニアの茅葺屋根の素敵な空間で一泊しました。
(The Better Inn in Moshi, Tanzania on 2nd April 2023.)
 
今朝のブレックファーストです。こちらではフルーツがよく出されます。
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今朝は小雨が何回か降りましたが、登山は大丈夫かどうか心配です。
朝8:30に登山会社が車で迎えに来ました。
私は、登山会社の拠点のホテルに荷物を預けたのち、ディレクターの方からコーヒーとフルーツをご馳走になります。
 
実は当初の予定では、登山会社はマサイ族のマタタツアーズさんに依頼する予定でした。
しかし、残念なことに登山会社を変更せざるを得ず、他の登山会社にお願いすることになったのです。
 
タンザニアはフルーツ天国って本当です
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早速登山会社のお店で、登山用の服をレンタルさせて頂くために、彼の会社に車で伺いました。
 
そのあと登山のガイドの方をご紹介されました。
ニコニコ笑って、ベテランて感じの方です。
今迄20年で350回登ったとか。
一か月で二回ガイドをなさるそうです。
こんな山を余裕で登るからすごいと思います。
とても気さくで思いやりのある方でした。
 
英語とスワヒリ語で、登山の何でもご存じみたいです。
 
「それじゃあ、寒いですよ。」
 
彼の意見でレンタルする登山服をさっさと選んで下さいました。
登山服は薄くて軽く、雨が滲みない素材が良いので、専用のジャケットとズボンをお借りすることに。
 
途中モシに向かう間の街並みは、まさしくアフリカの風景です。
うわー、写真でみたサバンナの低木が見えます。
登山ゲートに車で向かう途中で、巨大なバオバブの木も見せてくれました。
 
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このカメレオンですが、この動物を見せて写真を撮るとお金を請求されました。
発展途上国ではこの手の動物サービスはよくあるらしいです。
 
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キリマンジャロ国立公園
登山ゲート(標高1800km)
 
登山ゲートに到着しました。ここはキリマンジャロの登山の諸手続きをします。
登山の解説や歴史解説コーナーがあります。
 
キリマンジャロの登山ゲートであるマラングゲート
(標高1800m地点)にて (Marangu Gate , Tanzania on 3 April 2023)
 
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お昼に登山会社が用意してくれた、タンザニア料理をいただいてお腹いっぱいになりました。
 
ナチュラルですね!
 
日本のご飯よりとても美味しいです。
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雨も止んだし登れるようです。
マラングゲートから、登山の手続きを終えてガイド2人で登山出発です。
 
一時間半ほど歩いて、緑の中の休憩ポイントに着きました。
意外にリュックが重くて疲れます。
やっぱりバッテリーが重いので、戦略を変えないと登れないかもしれないです。
 
キリマンジャロ登山マンダラハットに向かう中継地点
(Marangu gate (1,980 m) - Mandara Hut (2700 m) on 3 April 2023 in Tanzania )
 
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歩いていしばらくすると、上の方でカサカサ音がしました。
モンキー達が木々の上の方を飛び回って遊んでいます。
 
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「ポレ、ポレ」スワヒリ語で、「ゆっくり、ゆっくり」
 
夕方にマンダラハットにやっと着きました。
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キリマンジャロ登山 マンダラハットの夕暮れ。素敵な山小屋でちょっと贅沢な時間
( Mandara Hut (2700 m) on 3 April 2023 in Tanzania )
 
登山者リストがあり、山小屋でそれを見たら50代女性は私だけでした。
あとは大抵20-40代。なかなか頑張っていることが分かりました。
 
バッテリーが入っていて重いので荷物を減らすことにします。
ポーターの方にご迷惑を掛けたくないので、預けるか迷いましたが、結局お願いすることに。。
「あんな重い荷物申し訳ございません」
 
自分専用のハット(山小屋)です。
小屋の中は、太陽パネルで集めた電力で電源コードは自由に使って充電できます
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ポーターの男の子が石鹸と、洗面器にお湯を入れて持ってきてくれました。
手や顔を洗うお湯みたいです。
 
まずポップコーンとコーヒーを飲んで休憩します。
18:00 夕食
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ただタンザニアの登山会社のポーターについては、大きな問題を抱えています。
それは後ほど説明します。
 
山小屋で頂く夕食はこんなメニュー👇
 
レストランのようにナイフやフォーク、スープ鍋、テーブルクロス、スープなどを準備して頂きます。
 
ポップコーン・キリマンジャロティー
アフリカコーヒー・鳥肉の唐揚げ・野菜炒め
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食堂には外国人の登山客が沢山いました。
 
21:30に就寝
 
懐中電灯をトイレに落としてしまいます。



タンザニア紀行 4/2 エチオピアのアジスアベバから、キリマンジャロ空港へ


🔶4/2  エチオピアのアジスアベバから
キリマンジャロ空港へ🔶  
 
エチオピア空港は約20時間のフライトで機内食は4回もでました。海外はよくトマトソースを使いますが、エチオピア航空もトマトソースを使った食事とフルーツジュースが出ました。
 
サービス満点で本当に素晴らしいと思います。
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機内食2回目:
ビーフとトマトシチュー
バターライス・パン・サラダ・クラッカー
キムチ・スイーツ
 
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機内食3回目:
チキンの煮込み・パン・サラダ・キムチ・ケーキ
クラッカー・コーヒー
 
スチュワーデスの方がエチオピアの白い民族衣装を着ていらっしゃいます。
韓国仁川(ソウル)で給油ののち中国、インド洋の上空を経て約16時間のフライトの後、やっとアフリカの大地が見えてきました。
 
朝8:00アジスアベバに着きました〜
 
◼️エチオピア到着
 
来たーっ!
アジスアベバ ボレ空港
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アディスアベバ  ボレ空港に見る多民族と多宗教

(Addis Ababa Bole International Airport on 2nd April 2023 ) 
 
さすがアフリカという感じがします。
 
ボレ空港では様々な宗教と民族の方が往来しています。
いろんな民族衣装の方が沢山いらっしゃいます。
 
ちなみに韓国と違い、マスクの人はほとんど居ないです。
気温は思ったより蒸し暑くなく、まだ長袖の方も沢山います。
近代化した空港の様子を見ながら、動画撮影を開始しました。
 
💚撮影開始。アフリカの動画気合いを入れて撮るぞー!!
 
ちなみにエチオピアという国はなかなか凄い歴史のある国なのです
 
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エチオピアは空港のお店でミネラルウォーターは1ドルでちょっと高めでした。
化粧品などの免税店か並ぶなかあちこちシャッターを撮りました。日本のように自由に水は飲めません。
 
こちらが最後の機内食です。
機内食4回目:
牛肉と玉ねぎのソース煮込み・ペンネパスタ
ペンネサラダ・パン・ジュース・クッキー
フルーツジュース
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タンザニアの大地が見えて来た!
キリマンジャロ空港
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暑いっ!赤道近くの国に着きました。
からっと晴れわたる青空と雲。
まさしくサバンナ気候。
 
出国手続きにはリュックマンの外国人や白人が沢山います。この人たちは皆キリマンジャロに挑戦するのでしょうか?
 
イエローカードを提示してビザ発給手続きをします。
タンザニアではイエローカードは必須ではないですが、観光の際に提示が必要な島があります。
 
Visaは50ドルで、日本円で7000円くらいです。アライバルVISAの取得の待ち時間が長く、あっとうまに時間が過ぎてしまいます。
 
やっとVISAを発行して頂き、ドルをタンザニアシリングに両換えして、外にでました。
成田で預けた私の荷物は、ポツンと地面に置いてありました。
 
外に出ますと、登山会社のスタッフが看板を持って迎えに来ておりました。
 
登山会社の皆さんとご挨拶を交わします。
英語も軽く話せる方が多いです。
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車でキリマンジャロ空港から登山会社の車でモシと言う町のホテルに向かいます。
 
キャー❗️タンザニアの風景
 
キリマンジャロ空港からモシへ① アフリカのにぎやかな街並み
(From Kilimanjaro Airport to Moshi Town, Tanzania  on 2 April 2023 )
 
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こちらで登山会社にツアー代を支払いました。(キリマンジャロ国立公園使用料含む)
こちらこは登山会社の拠点みたいで、なかなかのホテルでした。
 
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実際私が泊まるのは他の所で登山会社が車で送迎してくれます。
 
◼️モシで明日の準備に備える
 
この風景はタンザニア過ぎてお洒落。値段もとてもエコノミーです。
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タンザニアらしい茅葺き屋根のなかで、スタッフがのんびりお昼寝しています。
 
緑が多くてゆったりした空間。
あくせくしないというか、時間の拘束がなさそうです。
 
洗濯ものを外で乾かしましたが意外に湿気があって乾いていません
明日からいよいよキリマンジャロ登山のマラングルートに挑戦して参ります!!
 
虫除けローションを3000シリング(150円)で書いました。(スプレーの虫除けは飛行機に持ち込めないので現地で購入)
 
アフリカは大量に蚊がいる失礼なイメージがありますが、こちらは羽アリはいますが、蚊は見当たりません。それでも寝るときは蚊帳の中に入らないと、マラリアや黄熱病にかかる危険があります。
近くにコンビニとかは全くありませんので買い物は我慢します。
明日の朝は、朝7:00に登山会社が迎えに来ることになりました
 

タンザニア紀行 4/1 アフリカ出発

キリマンジャロ登山は頂上ではありませんが、
ギルマンズポイント(5685m)まで登って参りました。
日浦先生や皆様の応援に心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。涙

🔶4/1  アフリカ出発🔶
 
今日からいよいよアフリカのキリマンジャロに
登山にいく日となりました。
お天気は快晴。コロナの影響で海外旅行は5年ぶりくらいです。
これから京成船橋から京成成田第一ターミナルへ向かいます。
 
色とりどりの壺を作る子供たち
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フレーバーな味のお菓子
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アフリカの霊峰キリマンジャロ

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久しぶりの海外旅行への解放感に悦びがふつふつと湧いて参ります

ここ数年アジア・アフリカ・シルクロードやイスラム教を研究してきましたので、アフリカに行くのは大変楽しみです。
 
キリマンジャロはアフリカ 最高峰の山で、タンザニア原住民のマサイ族の方たちはこの山を「神の山」と呼ぶそうです。
 
なぜか麻酔がかかったかのように、標高5895mのキリマンジャロに登る緊張感もプレッシャーもありません。
こんな軽い気持ちでアフリカに向かってよいのでしょうか。
 
タンザニアには有名な観光地や見所が沢山あります。
 
・キリマンジャロ、セレンゲティ国立公園
・野生動物
・ティンガティンガ絵画
・フルーツ天国
・ダルエスサラーム フィッシュマーケット
・イスラム教とキリスト教が混在した文化
・マサイ族やスクマ族、マコンデ族など民族の多様性
・アルーシャの文化遺産センター
 
そして、
世界遺産 ザンジバル島
これは避けて通れないテーマです。
 
◼️準備万端で元気に出発
 
荷物を詰めながらこれからの2週間がどうなるか考えると、ワクワクしてまいりました。
 
スーツケース一つ、リュック一つ、カバン一つ
 
靴は登山靴、しかも荷物を最小限にするために、足りない登山用品は登山会社からレンタルすることにしました。
 
エチオピア航空は、機内手荷物ならバッテリーや電池40個は持ち込みOKなはず。
体調不良が怖いので風邪薬や頭痛薬、高山病の薬は完備しました。
 
今日は、成田空港第一ターミナルに早めについて空港のローソンでWi-Fiを受け取ります。そしてお弁当を食べてチェックインまで時間を過ごしました。
 
◼️成田空港夜20:15
 
今回は、「エチオピア航空アジスアベバ ポレ空港経由 ⇒キリマンジャロ空港」で向かう予定です。
 
チェックインカウンター33番ゲートは、有色人種のアフリカの服を着た方が数名いらっしゃいます。
 
エチオピア航空に初めて乗りましたが、飛行機のプロモーションビデオが素晴らしいです。
なんか教会やエチオピアの十字架の遺跡が出てきて、表現力がなかなか迫力があります。
 
機内食は最初は美味しいパンケーキです。
 
機内食1回目:
アップルソース付きパンケーキ
クロワッサン・フルーツ・フルーツジュース
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さあ、これから韓国でサーチャージ。トータルで約20時間のフライトです。
登山前なので飛行機の中でも風邪や疲労に十分気を付けないといけません。