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2020年5月 3日

名著に学ぶ『カルマ・ヨーガ 』(8)


皆さんこんにちは。
ローズガーデン自然生活です。

新型コロナウイルスの影響で自粛が続く中、読書や自宅作業が多くなりますね。
今が頑張りどころです!
良書を読んで楽しい時間を過ごしましょう。

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(195頁)

第八章  カルマヨーガの理想

四つ葉あらゆる宗教に、自由を求めるこの奮闘の現れが見いだされるはずです。それはすべての道徳の、非利己性の基礎であって、人間は彼らの小さな肉体と同一のものであるという考え方を、すてることなのであります。

人が善い働きを、他者を助けることをしているのを見ると、それはつまり、彼が「私と私のもの」という限定された枠の中に閉じ込められていることができないのだ、ということがわかります。


四つ葉この利己性からの脱出には、限界はありません。倫理学の偉大な体系はことごとく、完全な非利己性が目標である、と説いています。もしある人がこの完全な非利己性を得たとすると、彼はどうなりますか。彼はもはや、ちっぽけな何々さんではありません。彼は無限に拡大されたのです。


四つ葉彼が前に持っていたあの小さな個性は、いまは永久に失われました。彼は無限になったのです。そして、この無限の拡大の成就こそが、実にすべての宗教の目標であり、すべての道徳および哲学の教えの目標なのです。

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感想:
本書の中では、無執着、生と死の2元を超えていく説明もありました。この本を通して強さということを学びました。本当に強い人とは、まさしく生と死を超えた人なのでしょう。

さてカルマヨーガは今日で最終回です。
カルマヨーガは美しい文章と言霊が溢れており、このブログでお伝えしきれなかったのが残念です。。。機会があればぜひ一度手に取って頂きますようおすすめいたします。

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キルギスの風景
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2020年3月 8日

名著に学ぶ『カルマ・ヨーガ 』(7)


皆さんこんにちは。
ローズガーデン自然生活です。
新型コロナウイルスの感染が一日も早く終息するよう心よりお祈り申し上げます。

さて今月もヴィヴェーカナンダ師の書籍を、引き続き読み進めていきます。(カルマ・ヨーガの次は、ギャーナ・ヨーガの予定です。ギャーナヨーガは、「知識のヨーガ」と呼ばれ、なかなか含蓄があり面白い内容です。)

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(170-171ページ)

第七章 自由
 四つ葉カルマヨーガとは何でしょうか。働きの秘訣の知識です。われわれは全宇宙が働いているのを見ます。何のためにですか。救われるために、自由を得んがために、原子から最高の生きものに至るまでがこの唯一の目的ーー心の、肉体の、霊の自由ーーのために働いているのです。すべてのものは、束縛から逃げ去って自由を得よう、と努めています。太陽、月、地球、もろもろの遊星、すべてが、束縛から逃げ去ろうと努めています。

 四つ葉自然界の遠心力と求心力は、われわれの宇宙の性質を実によく象徴しています。この宇宙で小突きまわされ、長いことかかって打ちのめされたあとでようやくもの事の真相を知る、という代わりに、われわれはカルマヨーガから、働きの秘密を、働く方法、働きの組織力を学びます。もし活用の方法を知らなかったら、われわれは莫大な量のエネルギーを浪費することになるでしょう。カルマ・ヨーガは、働きの科学をつくっています。皆さんはそこから、この世界のすべての働きをどのように最もよく活用するか、を学ぶのです。

 四つ葉働きは避けることのできないものです。これはそうある他はありません。しかしわれわれは、最高の目標に向かって働かなければなりません。カルマヨーガはわれわれに、この世界は五分間の世界である、ということを、それはわれわれが通り過ぎなければならないものなのであるということを、そして自由はここにはない、ここを超えたところに見いだされるのだ、ということを、認めさせます。この世界の束縛を脱する道を見いだすためには、それをゆっくりと、しかも確実に、通り抜けなければならないのです。

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感想:
本の中で「この世は五分の世界」という表現があります。地上の生命は、浦島太郎の物語のようにはかないとうことなのでしょう。さすれば、仕事や人間関係、学力、豊かさで他者と比較したり、自分の幸せに一喜一憂したりする事はいかに虚しいことなのでしょうか。
新型コロナウイルス、経済不況、このような束縛の多い世界から、解き放たれる方法を、生きているうちに学びたいですね。

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2020年2月 9日

名著に学ぶ『カルマ・ヨーガ 』(6)


皆さんこんにちは。o(*^▽^*)o~♪
ローズガーデン自然生活です。
ヴィヴェーカナンダ師の書籍を引き続き読み進めていきます。(カルマ・ヨーガの次は、ギャーナ・ヨーガの予定です)

(P161-P162)

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🍀彼らによると、われわれの法則の観念はすべて、連想から来ています。一連の現象は、われわれの心の中にあるものとある種の決まった順序で結びつけられ、いつでも、われわれの知覚するものは何でも、直ちに心中の別の事実と関係づけられます。どんなものであれ一つの観念は、すなわちわれわれの心理学によりますとチッタという心の質料に起こった一つの波は、常に必ず、多くの類似の波を引き起こします。これが、連想というものの心理学上の解釈でありまして、因果律は、この壮大な、普遍的な連想の原理の単なる一面に過ぎません。

🍀この連想の普及性が、サンスクリットでヴィヤープティと呼ばれているものなのです。外部の世界での法則の観念は、内なる世界におけるものと同じです。ある特定の現象には必ずあるもう一つの現象がつづき、この連続は繰り返される、という期待です。ですからほんとうのことを言うと、法則は自然界に存在するのではありません。

🍀引力は地球の内部に存在する、とか、法則というものは自然界のどこかに客観的に存在する、などと言うのは間違いなのです。法則は、それによってわれわれが一連の現象を把握する、方法です。様式です。それはすべて、心の中にあるのです。ある現象が、相ついで起こるかまたは同時に起こり、やがてこの組み合わせは正確に繰り返される、という確信ができ、こうしてわれわれの心がこの連鎖全体の形を把握すると、そこに、われわれが法則と呼ぶものが構成されるのです。


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感想:
私自身時折、地球を卒業して宇宙に飛び立ちたくなる衝動にかられますが、そのような法則は果たしてあるのでしょうか。
この文章を読んで気づいたのは、大宇宙の法則は心の法則であって、しかしながらそれを獲得するのは大自然に住むことでも、月に移住することでも、もしくは宇宙人を呼び寄せることでもないということでした。なかなか覚醒は厳しいですね。。。

カルマの法則は宇宙全体に働いており、そして原因結果の連鎖が人生の姿であることが分かりました。 一体私たちはカルマを超えていくために、未来にどのような種を蒔けば良いのでしょうか。


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2020年2月 9日

名著に学ぶ『カルマ・ヨーガ 』(5)


皆さんこんにちは。o(*^▽^*)o~♪
ローズガーデン自然生活です
新型肺炎の大流行で巷はマスク着用の人が増えていますね。私たちの意識が変わることで、この地球もより住みやすく、浄化された磁場になると思われます。
さて途中となっていましたヴィヴェーカナンダ師の書籍を、引き続き読み進めていきます。
(カルマ・ヨーガの次は、ギャーナ・ヨーガの予定です)

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(160-0161ページ)
🍀カルマという言葉は働きという意味に加えて、心理学上、原因作用という意味も含んでいます。結果を生じる働き、活動、思いはことごとく、カルマと呼ばれるのです。ですからカルマの法則というのは因果律、避けることのできない、原因と結果の法則という意味です。原因のあるところには必ず、結果が生まれなければなりません。この必然性に抵抗することはできないのです。

🍀そしてこのカルマの法則は、われわれの哲学に従うと、全宇宙にはたらいているものです。われわれが見たり感じたり行ったりすることはことごとく、宇宙間至るところの活動はことごとく、一方では過去の働きの結果であると同時に、他方では今度は原因となって、それ自体の結果を生みます。

🍀これと同時に、「法則」という言葉はどういう意味であるか、考える必要があります。
法則とは、ある一続きがそれ自身をくり返す傾向です。一つのできごとに別のできごとがつづいたり、ときには一つのできごとがもう一つのできごとと同時に起こったりしますと、われわれはこの連続または共在がまた起こることを予期します。ニヤーヤ学派の論理学者や哲学者たちは、この法則をヴィヤープティという名で呼んでいます。


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