2019年2月 3日

名著に学ぶ『カルマ・ヨーガ』(2)

引き続きスワーミー・ヴィヴェーカナンダの名著『カルマ・ヨーガ』(働きのヨーガ)』を学んでいきましょう。
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『カルマ・ヨーガ』(働きのヨーガ)P24より

一、人の性格を形成するカルマ

🍀...  理想的な人は、最も深い沈黙と孤独のさなかに最も強烈な活動を見いだし、最も強烈な活動のさなかに砂漠の沈黙と孤独を見いだす人です。その人は、抑制の秘訣を学んだのです。彼は彼自身を支配したのです。

🍀...  彼は、往来頻繁な大都会の街中をら歩きながら、しかもその心はまるで、もの音ひとつとどかぬ洞穴の中にいるかのように静かです。そして彼は、常時最も活動的に働いています。それがカルマ・ヨーガの理想です。もしそれができたら、その人はほんとうに働きの秘訣を学んだのです。

🍀...  しかし根気よく続けるうちにこの利己心は少しづつ消え、ついには、本当に無私の心で働くことができるようになるでしょう。われわれはみな、人生の道を歩みつつ努力するうちにいつかは、自分が完全に非利己的な日がくる、と期待してよろしい。


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偉大なるヨガの聖者は執らわれることも、しがらみもなく、無私無欲で忙しく働いたのですね。
さて働きのヨ―ガの本当の姿はいったい何なのでしょうか??私にはまだ見えてきませんでした。

🍀「ラーラ・ジャパン🍀
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