2016年12月11日

十大元素の考察[2] -原子力について-


以前「人間の気質と十大元素について」という記事を書きました。


さらにもう一つどうしても気になる存在が「原子力」です。

チベットの五大元素は昔の人が考えた大雑把な分類なのかもしれませんが、私たちは、さらに細かい「原子力」という存在を知っています。

この原子力エネルギーの発生や廃棄の方法が実に興味深いのです。何が言いたいかと申しますと、この原子の動き一つとっても、秘密に付された「人間の魂の創造と進化」と関係があるのではないかという推測なのです。



①核分裂のしくみ

原子力エネルギーは、原子力発電所で行われるウランの核分裂によって起こされます。

このウランにも核分裂を起こしやすい「ウラン235」と、核分裂を起こしにくい「ウラン238」があります。

ウラン235の原子核に中性子を当てると、ウラン原子は2つの原子核に分かれます。

このとき大量の熱が発生するので、その熱で蒸気タービンを回転させて発電機で電力をおこします。

(核分裂のスピードを減速させるために軽水(真水)、重水、黒鉛などがある。)


核分裂を起こしたウランは熱エネルギーを大量に発生し、「中性子」を外に出すのです。

核分裂のおおまかな説明でしたが、次回は核分裂や核燃料の埋設について説明して参ります。


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